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高速人帝国

高速人は高橋 赤速人を略して高速人ということになりました。

ArchLinuxのカーネルビルド

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ArchLinuxのカーネルビルド

さっきまでノートパソコンのほうのArchのカーネルビルドしていました。ABSを使ってのビルドです。
しかしABSっていうのは楽ですね。簡単にカーネルビルドができます。
というわけでやり方を。
まず、absツリーがない人はインストールをしましょう。
$ sudo pacman -S abs
次に、absツリーを更新。すでにインストールしてある人も更新したほうがいいでしょう。
$ sudo abs
で、absツリーからカーネルのPKGBUILDを探します。
$ find /var/abs -name linux
/var/abs/core/linux
自分のビルド用のディレクトリにコピー。自分はホームディレクトリにabsっていうフォルダを作ってそこでビルドしています。そして移動します。
$ cp -R /var/abs/core/linux ~/abs
$ cd ~/abs/linux
PKGBUILDを編集。エディタはお好みなのを。自分はvimを使います。
$ vim PKGBUILD
で、内容ですけど、106行目あたりにある${MAKEFLAGS}っていうのを-j5って言うふうにします。しなくても大丈夫な感じはしますけど。ちなみに-j5の5の部分はCPUのスレッド数+1っていう感じにするといいらしいです。今回は2コア4スレッドのCorei3でのビルドなので5となります。
もうひとつ。83行目あたりにある#make menuconfigっていうのがあると思うのですが、そのコメントアウトを解除します。(#を消す)
自分はこの2つだけやりました。
そしてビルドの開始。
$ makepkg -s
これでビルドが始まります。依存パッケージをインストールして、ビルドが始まるわけですが、カーネルの設定の画面が出てくるので適当に設定しておきます。これが終わると本格的にビルドが始まります。ずんだもちでも食べてお待ちください。今回ビルドしたPCのCPUはCorei3-380Mですけどだいたい終わるのに35分ほどかかりました。
ビルドが終わったらカーネルのインストール
$ sudo pacman -U linux-3.12.3-1-x86_64.pkg.tar.xz
これでカーネルがインストールされます。
あとは再起動して普通に起動すれば終わり。

というわけで、最後はpacman使って簡単にカーネルがインストールできるわけですね。ABSやらない方法だとビルドしたあとがいろいろめんどかったと思います。
あとはpacman -Syuした時にカーネルアップデートしてせっかくビルドしたカーネルが上書きされないように/etc/pacman.confをいじるのもいいかもしれませんね。

ってなわけでこの辺で

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プロフィール

HN:
高橋 赤速人
年齢:
29
性別:
男性
誕生日:
1995/08/03
職業:
某高専生
自己紹介:
家でパソコンとかしながらいつもゆっくりしています。これでも一応コミケとかでコスプレします。
PC関連の記事を書くこともあるので環境など。

メインPC(自作)
CPU:Corei7-3770K(4.3GhzまでOC)
RAM:DDR3-1333 8GB(4GB×2)
GPU:GeforceGTX650Ti
OS:ArchLinux
WinServer2012R2Datacenter
マザーボード:P8Z77-V
HDD:Seagate 1TB 7200rpm
SSD:Transcend TS128GSSD340 (128GB)×2 (RAID0)

サブPC(ノートパソコン)
メーカー:eMachines
型番:E732-F32C
CPU:Corei3-380M(2.53Ghz)
RAM:DDR3-1066 8GB(4GB×2)
GPU:Mobile IntelHDGraphics
OS:ArchLinux
Windows7Professional(64bit)
HDD:HITACHI 320GB 5400rpm

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